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10/11/2008    曼珠沙華
20081011005058



いつの間にか金木犀の花盛りで、あたり一面いい香が漂っている。
毎年のことだが、ある朝、窓を開けると、オレンジ色の可愛い花が一辺に開く、ような気がするのだ。
蕾を見たことがない・・・

そう言えば先月末、高麗の巾着田の曼珠紗華を見に行ってきた。
今年はゆっくり目だったので、ちょうど満開状態。
ちょろちょろと咲いているのはあまりいい雰囲気をもたらさないのだが、
ここまで一面に満開になっていると見応えも勿論のこと、幻想的だ。

曼珠紗華とは彼岸花のこと。
他にもたくさんの異名がある、が。
狐花、幽霊花、地獄花、死花、剃刀花、火事花、簪花、痺れ花、燈籠花、捨て子花、葉見ず花見ず・・・
咲く時期のせいか、その佇まいのせいか、日本では忌み嫌われるような不吉な別名を持たされている。

川の上流から球根が流れてきて、この地に根付いたとも言われていてる。
根っこのところにリコリンという毒を持っているが、この毒は水に一昼夜晒すと取れるので、
昔は根からでんぷんをとって、飢饉の時に団子にして食べていたという。

また、「曼珠紗華」は法華経の梵語に由来しており、"天上の花"という意味をもっている。
彼岸花の学名”リコリス”はギリシャ神話の海の女神のリコリスの名前からとられたもの。
花言葉は「悲しい思い出」「想うはあなたひとり」「またあう日を楽しみに」情熱」・・・

通り道では品種改良された白や黄色などの曼珠紗華の球根が売られている。
それはそれでフリフリドレスみたいで可愛いが、やっぱり曼珠紗華の色は朱赤だな~
高麗(コマ)という地名のイメージからもそう思う。
8世紀初頭、朝鮮半島の高句麗から移住してきた渡来人(高麗人)がこの土地を開拓し、
街を築き発展させたからだ。

すぐそばの高麗川では、白鷲が獲物を取る姿を見せてくれていた。
しばらく動かず、ジーーーー
見物人もつられて固唾を飲み込み、ジー・・・
「・・・、バシャパク♪」の成功と同時に控えめな歓声が起こる。
「真剣だよ。生きるために!」と、優雅に曼珠紗華見物に来たおばさまではなく、
田舎育ちの威勢のいいおばさんの声が響く。

みな、生きるために真剣だ。
例え、どんな風に見えたって、その人なりに真剣なのだ。
ただ、時々理解の範疇を超える人がいることがあるってだけ。。。


PS.途中のお豆腐やさんの湯葉は、とってもとってもおいしい♪

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